新殿堂候補に石井一久氏、ラミレス氏ら6人 1月15日発表

スポーツ報知
殿堂候補者入りした宮本慎也氏

 野球殿堂博物館は5日、来年の野球殿堂入りの候補者を発表した。引退から5年経過で対象となる「プレーヤー表彰」の新候補者は6人。日米通算182勝の石井一久氏(45)、「代打の神様」と呼ばれた桧山進次郎氏(49)、通算2119安打の前田智徳氏(47)、通算2133安打で守備の名手としても知られた宮本慎也氏(48)、両リーグで本塁打王に輝いた山崎武司氏(50)、外国人選手初の通算2000安打を放ったアレックス・ラミレス氏(44)が候補者入りした。

 引退した監督、コーチ、審判で引退後6か月以上経過している者、プレーヤー部門の有資格者だった者で引退後21年以上経過した者が対象となる「エキスパート表彰」の新候補者は3人。通算112勝で横浜の監督、巨人投手コーチなどを歴任した尾花高夫氏(61)、通算349本塁打で阪神2軍監督を務めた掛布雅之氏(63)、近鉄など3球団で監督を務めた梨田昌孝氏(65)が追加された。

 表彰者は来年1月15日に発表される。前回までを含むプレーヤー表彰、エキスパート表彰の候補者は以下のとおり。

【プレーヤー表彰】(18人)☆印は新候補者

立浪和義氏

高津臣吾氏

川相昌弘氏

野村謙二郎氏

T・ローズ氏

小久保裕紀氏

桑田真澄氏

石井琢朗氏

城島健司氏

佐々岡真司氏

田口壮氏

赤星憲広氏

☆石井一久氏

☆桧山進次郎氏

☆前田智徳氏

☆宮本慎也氏

☆山崎武司氏

☆A・ラミレス氏

 ◇プレーヤー表彰 有資格者は現役引退後5年以上経過したプロ野球選手で、その後15年間が選考対象。競技者表彰委員会の幹事会が有資格者から候補者を選考、野球報道経験15年以上の委員(約300人)が投票する。有効投票数の75%以上の得票が必要。

【エキスパート表彰】(15人)☆は新候補者

権藤博氏

R・バース氏

田淵幸一氏

柴田勲氏

大沢啓二氏

足立光宏氏

加藤秀司氏

土橋正幸氏

長池徳士氏

松岡弘氏

岡田彰布氏

中畑清氏

☆尾花高夫氏

☆掛布雅之氏

☆梨田昌孝氏

 ◇エキスパート表彰 有資格者は〈1〉現役引退したプロ野球のコーチ、監督で引退後6か月以上経過した人。〈2〉引退後21年以上経過した人。〈1〉、〈2〉から競技者表彰委員会の幹事会が候補者を選考し、同委員会選出で殿堂入りした人(約30人)と、同委員会の幹事と野球報道経験30年以上の委員(約70人)が投票。有効投票数75%以上の得票が必要。

野球

×