【中日】京田、背番1に変更で異例要請「ツーショット撮って」500万増更改
中日の京田陽太内野手(24)が6日、ナゴヤ球場隣接の選手寮で契約更改交渉に臨み、500万円増の4500万円(推定)でサイン。背番号「51」から「1」への変更も発表され、報道陣に“珍要請”を願い出た。
会見後のフォトセッション。カメラマンから「背番号を指で表して」と注文され「トゥースですか? こっちじゃなくていいですか?」と人さし指を“どんだけ~”とばかりに左右に振った。憧れのあのスターと同じナンバーになることでウキウキが止まらなかった。
「ずっと大好きな選手」と話すのは阪神・鳥谷のこと。「鳥谷2世」と呼ばれた日大時代や、2017年のアジアチャンピオンシップでの侍ジャパンでも「1」を背負い「鳥谷さんみたい」と目をハート型にしていた。そして報道陣に「今度、甲子園で鳥谷さんに会ったら(背中の)ツーショットを撮ってほしいです。カメラマンの皆さん、お願いします。夢がかないました!」と叫んで笑わせた。
今季はチーム唯一の全試合出場を達成したが、規定打席到達者でリーグワースト2位の打率2割3分5厘や、リーグワーストの出塁率2割6分6厘は反省材料。「打撃がダメだったのは配球について考えすぎたから。スイングやタイミングは昨季より全然良かったので…」
新人王に輝いた昨オフはイベントに引っ張りだこ。練習不足を実感する中で、シーズンを通して不安感を払拭することができなかった。今オフのイベントは「(ほぼ)すべてお断りしています」と野球に専念。「出塁率をもっと上げたい。そのために三振を減らさないと。僕が塁に出ることで相手が嫌がる」。野球漬けのオフからプロ3年目へ。「背番号1」にふさわしい選手として成長を見せつける。
なお、中日は以下の選手の背番号を来季から変更すると発表した。
▼鈴木翔 18→99
▼丸 山 28→69
▼松 坂 99→18
▼京 田 51→1
▼友 永 1 →62
▼渡 辺212→31