【中日】ドラ5垣越建伸、根尾から呼ばれている愛称「ケンチン」を歓迎

スポーツ報知
並んでナゴヤ球場を視察する垣越(右)と根尾

 中日の新人施設見学が7日に行われ、ドラフト5位・垣越建伸(3年)=山梨学院=は、同1位で飛騨高山ボーイズのチームメートだった根尾昂(3年)=大阪桐蔭=らとともに室内練習場などを視察した。垣越と根尾が並んで歩くのは10月のドラフト会議後では初めて。見学後、ファンクラブ対象の新入団選手歓迎会に出席した垣越は、根尾から「ケンチン」との愛称で呼ばれていると認めると、ファンからも「ケンチン」と呼ばれることを歓迎した。

 ナゴヤドームにバスで入った新人選手たち。垣越は根尾に続いて姿を現した。中日のドラフト1位の根尾と同5位の垣越。中学時代のチームメートがプロ野球で再会することになった、運命の指名から約1か月半。“ツーショット”が実現した。常に隣同士で歩くことはなかったが、グッズショップ見学の際には2人で商品を手に笑顔を見せていた。

 ナゴヤドームとナゴヤ球場、室内練習場、選手寮を見学。その後はファンクラブ限定イベントの新入団選手歓迎会に出席した。ファンからの質問で、根尾から「ケンチン」と呼ばれていることを認めた垣越。ファンからもこの愛称で呼ばれることを快諾。「ケンチ~ン!」と一斉に声をかけられると表情を崩した。

 垣越が根尾と会うのは夏の甲子園の大会後、岐阜への帰省時期がたまたま合った時以来という。根尾は「大したことは話してないです」とポーカーフェースだったが、垣越にとっては、2人でお立ち台に立つのが夢。「自分が最後まで投げて、昂がホームランを打って上がりたい」。歓迎会でそうプランを明かすと、大きな拍手を浴びていた。(西村 國継)

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