【日本ハム】西崎幸広OB会長が清宮へ「3割30本」指令…背番「21」の先輩トレンディーエース

スポーツ報知
日本ハムのOB会総会に出席した清宮

 日本ハムのOB会懇親会が8日、都内で開かれ、清宮幸太郎内野手(19)が西崎幸広OB会長(54)から「3割30本」指令を受けた。

 西崎氏は86年に愛工大からドラフト1位で日本ハムに入団。プロ1年目に15勝、2年目は15勝で最多勝に輝くなど通算127勝を挙げ、清宮にとっては背番号「21」の大先輩でもある。プロ1年目で7本塁打を放った後輩に対して「1軍を経験したのは絶対にプラスになる。ゆくゆくはファイターズの中心にならないといけない選手。3割30本は打ってもらいたい」と求めた。

 「21」は西崎氏を始めエース級が背負う番号とされてきたが、球団名が日本ハムになってから野手では初めて清宮が背負う。西崎氏は「最初はビックリ」としつつ「違う21番像を作ってもらいたい」と“清宮色”に染めてくれることに期待した。

 大先輩の思いに応えるべく、清宮も気合十分だ。今季は53試合で打率2割、7本塁打、18打点に終わったが、壇上では「来年は今年以上の成績を出すことはもちろん、リーグ優勝、日本一の時には僕が中心となっていることが目標」と表情を引き締めた。「トレンディーエース」から「怪物」へ―。魂は引き継がれた。(小島 和之)

野球

×