【阪神】横田慎太郎、入院患者を激励「結果残す」脳腫瘍克服でシート設置だ

スポーツ報知
子どもにサイン入りユニホームを渡す横田

 脳腫瘍からの復活を目指す阪神育成の横田慎太郎外野手(23)が10日、同僚の高山、熊谷と大阪府内の病院を慰問した。17年春から約半年間の闘病生活で寛解(症状が軽減、消滅した状態)となった横田は、サイン入りユニホームを手渡すなど入院患者を激励。「試合に出て結果を残して、またここに来たいなという思いが強くなりました。(甲子園に)招待できるような選手になりたいと思っている」と、支配下選手に復帰した際の横田シートの設置を目標に掲げた。

 また、16年開幕戦で2番・横田と1、2番を組んだ高山は「ファームで一緒に練習をする中で本当に彼の頑張っている姿を見てた。まずは僕が頑張らないとダメですけど、また一緒に(16年の)開幕戦のような形で2人で出れたらうれしい」とコンビ再結成を誓った。

 「少しずつ恩返しできるように、必死になって練習していきます」と横田。まずはファームで3シーズンぶりの試合出場を目指す。(島尾 浩一郎)

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