【日本ハム】宮西尚生、日本一奪回3か条「新戦力」「投手陣融合」「若手」

2018年12月13日6時0分  スポーツ報知
  • 室内練習場で自主トレを行い、笑顔を見せる宮西

 日本ハムの宮西尚生投手(33)が来季の日本一奪還へ、新戦力が加入した投手陣に必要な3か条を説いた。11日に17年WBCで共に戦った秋吉亮投手(29)のトレード加入が決定。オリックスから金子弌大投手(35)も加わり、投手陣の厚みが増す中でのベテランらしい提言だ。実績のあるベテラン陣と若手投手陣の融合へ、日本ハムのブルペンを支え続けて11年の円熟の左腕がもの申す。

 雪が舞う札幌に、“宮西節”が響き渡った。今オフの積極補強で、戦力を整える日本ハム。札幌市内の室内練習場で黙々と体を動かした宮西は、新戦力の加入を喜んだ。秋吉とは17年WBCで同じ釜の飯を食った仲。「まさか一緒になるとはね」。笑顔を見せた日本ハム一筋11年、投手陣のドンとも言える左腕。新加入組との融合へ惜しむことなく金言を放った。

 《1》若手は新加入組を手本にしろ! 2014年沢村賞、プロ通算120勝右腕の金子、14~16年に3年連続60試合以上登板の秋吉はまさに生きた教材。「玉井とかは秋吉を手本にしてもいいかもしれない。球種や使い方も似ているところがあるから」。実績を重ねてきた先輩たちから、技を盗むことがチームの底上げにつながると説いた。

 《2》ライバルとして戦え! 金子、秋吉の加入に対して、若手の過剰な歓迎ムードには疑問符を投げかけた。「競争心がコメントから聞き取れへん。もっと『負けない』とかそういう言葉が欲しい」。チームとして力強い仲間であっても、定位置を争うライバル。「いくら教わっても1軍にいられなかったら、意味ないから」。チーム内の競争が、個々の成長を生む。

 《3》開幕までに仲良くなれ! 「キャンプから飯に行きたいね。いち早くなじまないとチームとして成り立たない」。来春の米・アリゾナ州から沖縄の春季キャンプ中には食事会を開催し、壁を取り払うつもり。「開幕までに『ずっと(日本ハムに)おったでしょ』って感覚でやらないと」。選手の和がなければ、強敵ひしめくペナントレースは勝ち抜けないのは分かりきっている。

 チームのため、時には厳しい言葉も口にする宮西だからこそ、言える3か条。自らも来季に向け左肘の手術からリハビリに励み、着々と準備を整える。新生ハム投手陣を取りまとめるのは、この男しかいない。(秦 雄太郎)

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