プロ野球引退後の進路希望に“異変” 1位は…

スポーツ報知

 日本野球機構(NPB)は13日、10月のフェニックスリーグに参加した選手を対象に実施したセカンドキャリアについてのアンケート結果を発表した。回答者は計252人で平均年齢23・5歳、12球団在籍平均年数3・6年。18年の平均年俸は887・6万円で、独身が79・4%。

 「引退後、どのような仕事をしてみたいか?」という問いに対し、「やってみたい」の回答数で1位は、「一般企業での会社員」(15・1%)となった。2011年以降は高校野球指導者、プロ野球指導者、大学・社会人指導者が常に上位を独占してきたが、今年のアンケートでは「一般企業での会社員」が急浮上した。

 「引退後にやってみたい」仕事の17年と18年の比較は以下。

【2017年】

<1>高校野球指導者(14・0%)

<2>プロ野球の監督・コーチなど(11・5%)

<3>大学・社会人指導者(11・1%)

<4>海外球団での現役続行(7・7%)

<4>飲食店などの開業・独立(7・7%)

<6>社会人・クラブチームで現役続行(7・2%)

<7>一般企業で会社員(6・8%)

<8>プロ野球解説者(4・7%)

【2018年】

<1>一般企業で会社員(15・1%)

<2>大学・社会人指導者(12・3%)

<3>社会人・クラブチームで現役続行(11・5%)

<4>高校野球指導者(11・1%)

<5>海外球団での現役続行(8・7%)

<6>プロ野球の監督・コーチなど(8・3%)

<6>飲食店などの開業・独立(8・3%)

<8>スカウト・スコアラーなど(6・0%)

 「引退後やってみたい仕事」の2011年以降の1位は以下。

11年 高校野球指導者

12年 プロ野球指導者

13年 高校野球指導者

14年 高校野球指導者

15年 高校野球指導者

16年 高校野球指導者

17年 高校野球指導者

18年 一般企業会社員

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