【ロッテ】鈴木、1000万円減の1億円で更改 母校球児から刺激「僕もカッコいい姿を見せたい」

スポーツ報知
1000万円減で更改したロッテの鈴木は来季のフルイニング出場を誓った

 ロッテの鈴木大地内野手(29)が14日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、1000万円ダウンの年俸1億円でサインした。定位置の三塁には安田ら若手のライバルも多いが、「最後までグラウンドに立っていたい。“鈴木を使うしかない”と思ってもらえるパフォーマンス、人間力を身に付けたい」と来季のフルイニング出場を誓った。

 今季は3年連続5度目の全試合出場を達成。球団では愛甲に並んで最多となった。16年まで遊撃、17年は二塁、今季は三塁を守り、打率2割6分6厘、8本塁打、49打点の成績を挙げたが、「来年はもっと野球をやれる喜びを感じて、チケットを買って見に来てくれたファンの方に満足してもらえるような選手になりたい」と前を見た。

 「ライバルを意識するより、自分自身が変わらないといけない」。そう思うきっかけは10月だった。母校の桐蔭学園が出場していた秋季関東大会。勝てばセンバツ当確となる準々決勝の佐野日大戦を観戦し、高校生のハツラツとしたプレーに感銘を受けたという。「朝まで迷ったけど、行ってよかった。エラーしても、打てなくてもカッコよかった。僕もカッコいい姿を見せたい。結果はもちろん残さないといけないけど、僕もそういう風にお客さんに見てもらえる選手になりたい」。後輩たちから大いに刺激を受け、30歳を迎える2019年は見る者を引き付ける選手になることを誓った。

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