【侍ジャパン】井端弘和氏、金メダルのキーマンに…新設の戦略部門ポストに就任

2018年12月15日6時0分  スポーツ報知
  • 侍ジャパンの戦略部門の担当者となる井端コーチ

 今季まで巨人の1軍内野守備走塁コーチを務めた井端弘和氏(43)が、侍ジャパン強化本部に新設される戦略部門のポストに就任することが14日、分かった。20年東京五輪に向け、候補選手の分析や状態把握、ライバル国の研究など幅広い活動が見込まれる。13年WBCでベストナインに輝くなど、国際大会を知り尽くす男が“侍の頭脳”として金メダルのキーマンになる。

 最大目標の東京五輪を見据え、稲葉ジャパンの戦略部門が強化される。侍ジャパンでは、強化本部副本部長の伊東勤氏(56)が今オフ、中日のヘッドコーチに就任。チーム編成で稲葉監督をサポートするGMに近い役職だった同氏の退任を受け、今後の体制を慎重に検討してきた。19年は稲葉監督も就任3年目を迎えることから、GM的な人材より、五輪に向けた戦略・分析面の強化を重視する方針で一致。伊東氏の後任は当面置かず、戦略部門のポストを設け、井端氏を起用する方針で固まった。

 井端氏は17年秋の稲葉ジャパン初陣から内野守備走塁コーチとして指揮官を支えてきた。今季限りで巨人のコーチを退任したため、来季からはシーズンを通しての活動が可能。侍ジャパンの招集時期は3月、11月と限定的なため、代表コーチとの兼務も支障はないとみられる。

 候補選手のきめ細かい調査や状態チェックだけでなく、ライバルチームの分析においても手腕発揮が期待される。現役時代の13年WBCではベストナイン、東京ラウンドMVPを獲得。国際試合を熟知する井端氏の存在は、金メダル奪取を力強く後押ししそうだ。

 ◆井端 弘和(いばた・ひろかず)1975年5月12日、神奈川県生まれ。43歳。堀越高から亜大を経て97年ドラフト5位で中日入団。ベストナイン5度、ゴールデン・グラブ賞7度受賞。13年WBC日本代表。同年オフに巨人へ移籍し、15年限りで現役引退。16年から今季まで巨人1軍内野守備走塁コーチを務め、17年秋からは侍ジャパンの内野守備走塁コーチも歴任。プロ通算1896試合で打率2割8分1厘、56本塁打、510打点。173センチ、73キロ。右投右打。

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