【阪神】西勇輝、1年フル回転!年間13勝180イニング…入団会見

2018年12月15日6時0分  スポーツ報知
  • 入団会見後、矢野監督(左)と満面の笑みで握手を交わす西(カメラ・豊田 秀一)
  • 阪神・西の年度別成績

 オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言し、阪神に移籍した西勇輝投手(28)が14日、大阪市内のホテルで入団会見を行った。4年契約で総額10億円。背番号は「16」。

 「(矢野)監督の『ファンを喜ばせたい』という言葉が一番響きました。(阪神は)結果を出せば、応えてくれるファンがいる。甲子園を熱くしたい」。縦じまのユニホームに袖を通し、「虎の西」が誕生した。

 西流の「ファンを喜ばせる」は、大量失点して途中でファンが席を立つような試合にしないこと。「平均的に6、7、8回と仕事を全うできるように。コンスタントに投げられればいい。(年間)160~180回。1年間フルで投げて行ければ、おのずとそういう成績になる」。先発投手の指標にもなるクオリティースタート(6回以上、自責3点以下)を、今季25試合中15試合で達成。通算74勝の右腕は、勝ち星やタイトルではなく、チームに勝機をもたらすことに視点を定めた。

 同席した矢野監督は「(自己最多の12勝を超える)13(勝)は勝ってくれると思う」と熱い視線を送った。さらに、元捕手の視点で「僕が捕手で受けてみたい。新しい発想だったり、勉強にもなる」と梅野らへの生きた教材になるとも説いた。

 「本当に中継ぎが強い。7、8、9回となれば(相手は)なかなか点が取れない」と称賛したリリーフ陣にバトンを渡す役割に徹することで、勝ち星も増えるはず。180イニング&13勝以上を達成すれば、今季最下位の阪神に頼もしい柱が完成する。(長尾 隆広)

 ◆西に聞く

 ―背番号は16

 「安藤(現2軍育成コーチ)さんのイメージが強いと思いますけど、これから自分の背番号になるように、印象をつけていきたい」

 ―セ・リーグに移籍する

 「DHがない。(パ・リーグでは)バットを振る機会もバントの機会もなかなかなかったので、しっかり練習します」

 ―矢野監督が「西らしく」と期待している

 「自分を客観的に見るのであれば、コントロール良く、テンポ良くというところ(が特徴)。野手の攻撃に続く、という考えを持っていければいいと思う」

 ―来季に向けて

 「他球団に移籍すれば必然的に、自分で変にプレッシャーをかけてしまう。あまり緊張とか考えずに、自然体でやっていきたい」

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