【ヤクルト】新天地で高梨、恩師の元巨人・高橋一三氏に3年ぶりの2ケタ勝利ささげる

スポーツ報知
ヤクルトで乾杯する高梨(右)と太田

 日本ハムからヤクルトにトレード移籍した高梨裕稔投手(27)、太田賢吾内野手(21)が18日、都内の球団事務所で入団会見を行った。高梨は「14」、太田は「46」と新たな背番号のユニホーム姿を初披露。高梨は山梨学院大時代の監督で元巨人投手の故・高橋一三氏に3年ぶりの2ケタ勝利をささげることを誓った。

 背番号14に亡き恩師との思い出がよみがえった。「大学で最初にもらった番号。縁を感じる」。千葉・土気高から進学し、神宮は届かぬ聖地だった。「長所を忘れるな。真っすぐでどんどん押していけ。それでカーブ、フォークが生きる」。指揮官の教えを胸に刻む。

 16年に10勝で新人王を受賞した右腕は今季5勝7敗、防御率4・50。「来年は一緒に目指した神宮で成績を残し、いい報告をしたい。2ケタ以上勝てるように」。景気づけに移籍が決まってから愛飲するヤクルトを1本、グイッと飲みきった。(山崎 智)

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