【ソフトバンク】柳田、2度目トリプルスリー秘策!馬になる「見えてますよ、ブラストワンピースになることが」

スポーツ報知
小倉競馬場のトークイベントに参加した柳田(カメラ・戸田 和彦)

 柳田がサラブレッドに弟子入り!? ソフトバンクの柳田悠岐外野手(30)が23日、走力アップへ、仰天プランをぶち上げた。北九州市の小倉競馬場で行われた有馬記念イベントに参加。有馬記念の馬券は外れたが「見えてますよ、ブラストワンピースになることが」と、グランプリホースと自身を重ね、「馬を生で見たい。筋肉の付き方、走り方。イメージですが、速く走れそうな気がするし、盗塁にもつながる」と競走馬を“師匠”に指名した。

 プロ入り後はオフに馬券を楽しむ程度だが、広島経大時代は友人と車で阪神、京都競馬場に足を運んでいた競馬好き。この日の小倉競馬場はレースの開催はなく、久々の生観戦はかなわなかったが「栗東(トレセン)に行ってみたい」と滋賀県にある競走馬のトレーニング施設の訪問を検討。来年1月に合同自主トレする西武・戸川の実家は、15年の年度代表馬・モーリスを生産した戸川牧場で、柳田は「いろいろ聞いてみたい」と“牧場トレ”も思い描いた。

 競走馬が参考になるのか? ともにイベントに参加した10、11年の盗塁王の本多内野守備走塁コーチは「その感性がすごい。発想は素晴らしい」と規格外の柳田ならではの着眼点に驚いた。日本シリーズでバットを折りながらサヨナラ本塁打にするなど、常識を覆してきたギータなら、競走馬をヒントに脚力アップも可能? 今季21盗塁からの大幅増で2度目のトリプルスリーへと駆ける。(戸田 和彦)

野球

×