【日本ハム】新垣、社会人野球の東芝コーチに 「プロで活躍できる選手を育てたい」

スポーツ報知
日本ハムの新垣

 日本ハムの新垣勇人投手(33)は第二の人生として古巣・社会人野球の東芝で投手コーチに就任する。11月には12球団トライアウトを受験するなど現役にこだわったが「選手を教える側に進もうと決めました」と、6年間のプロ野球人生にピリオドを打つことを決めた。

 印象に残るのは、プロ初勝利を挙げた15年8月19日のロッテ戦(QVC)だ。先発予定のメンドーサがへんとう炎で登板回避。2軍で先発予定の右腕が代役先発し、5回2失点と好投した。「その1勝しかしていないから」と懐かしそうに振り返った。指導者としての目標は明確だ。「僕は活躍できなかったけど、プロで活躍できる選手を育てたい」と抱負を語った。

 現役中は一発芸を得意とする明るい性格で人気を集めたが、「技術練習をやっている時にふざけるのはなし。それ以外では面白い部分も見せたい。メリハリを持って」。第二の人生でも、らしさを失わずに“全力投球”する。(小島 和之)

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