【楽天】今野、星野さん命日に始動「結果で恩返し」誓う

スポーツ報知
投手陣では室内練習場に一番乗りした今野

 宮城県出身の楽天・今野龍太投手(23)が4日、“弔いの活躍”を誓った。投手陣では今年一番乗りで楽天生命パークの室内練習場を訪れ、走り込みを中心に約2時間、意欲的に汗を流した。この日はネットスローで下半身の動きを確認しながら約50球を投げ込み。「今年は勝負の年だと思っている。しっかり1軍で結果を残したい。30試合ぐらいは投げたい」と闘志をたぎらせた。

 13年ドラフト9位で入団。昨年1月、亡くなった星野仙一副会長(享年70)が、監督として臨んだ最後のドラフト会議だった。自らの始動日に選んだ4日は、星野副会長の命日でもある。「ドラフトの時は怖かったけど、話すと優しい方でした。(監督として)最後のドラフトで入団したのが自分なので、結果を残さないといけない。優勝、日本一に貢献できるようにしたい」。同副会長への思いを胸に、チームのためにフル回転する。(高橋 宏磁)

 ◆今野 龍太(こんの・りゅうた)1995年5月11日、宮城・岩出山町(現・大崎市岩出山)生まれ、23歳。岩出山小2年時に、岩出山フェニックスで野球を始める。岩出山中から岩出山高へ進学。3年夏は初戦(2回戦)の米谷工戦でノーヒットノーランを達成し「岩出山の星」と呼ばれる。14年8月の日本ハム戦(旭川)でプロ初登板。通算8試合に登板し0勝0敗0セーブ。右投右打。178センチ、70キロ。

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