【広島】松山&長野の“マッチョー同盟”で悲願の日本一へ

スポーツ報知
キャッチボールを行う松山

 薩長ならぬ“マッチョー同盟”が鯉の得点源になる―。広島・松山竜平外野手(33)が11日、母校の鹿児島・鹿屋中央高で自主トレを公開。FA移籍した丸の人的補償で巨人から獲得した長野について問われると「(長野は3番?)そうですね。ベテランで若手のセイ(4番の鈴木)を囲んでね。僕は5番で1年間活躍して100打点を目標にしたい」とニヤリ。クリーンアップにマツとチョーが並び立つ同盟案を思い描いた。

 1学年上のバットマンには学生時代から注目していた。「野球を楽しむ姿勢は僕に似ていると思う。(広島に)来てくれたことに驚いた。チームの力になってくれると思う。“家族”一丸で優勝を目指したい」。自身は背番号44から55に変更。長野も「5」に決まり、2人でゴーゴーゴーと勢いに乗っていくつもりだ。

 昨年より強化しているウェートトレの効果で“マッチョー”ならぬマッチョ化にも成功。噴煙を上げる桜島をかなたに望みながらフリー打撃で快音を響かせて「飛距離が出ている感じ」と手応えアリだ。チョーが出てマツがかえす得点パターンで、V4と悲願の日本一へ突き進む。(田中 昌宏)

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