【中日】ドラ1根尾昂、同部屋&練習同組の京田陽太と遊撃定位置へ24時間バトル

スポーツ報知
新人合同自主トレでノックを受ける根尾

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=が、遊撃を争う京田陽太内野手(24)と2月の沖縄・北谷キャンプで“直接対決”する可能性が高まった。13日、ナゴヤ球場で新人合同自主トレを初視察した奈良原内野守備走塁コーチが「守備とかはある程度、競争する人間で一緒にというふうに考えている。(京田と一緒?)そうですね」と明かした。

 昨年の春季キャンプでは京田と、三塁から二塁へコンバートされた高橋がキャッチボールや特守などを同組で行い、二遊間のコンビを高めた。今回は、同じポジションを巡って背番号「1」と「7」が常に隣り合わせで火花を散らす構図。奈良原コーチが与田監督に提案して、実現する可能性が高い。

 京田は昨季チームで唯一、全試合出場した。レギュラー争いの高い壁に挑む根尾は冷静だ。6歳年上のライバルについて「経験でも実績でも何かがあるからこそ、試合に出てるのは間違いない。いいところは吸収してやらせてもらいたい」と貪欲に学ぶ姿勢を貫く。

 京田は以前、北谷キャンプでゴールデンルーキーとの相部屋を「全然いいですよ」と大歓迎。ドラ1野手がリラックスできる環境を整えるプランまで明かしていた。今後のスタッフ会議で同部屋が正式に決まれば、グラウンドから寝食まで一日中、行動をともにすることになる。キャンプインと同時に“24時間遊撃レギュラー争い”のゴングが鳴る。(長尾 隆広)

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