【日本ハム】輝星もう実戦モード 18日に初ブルペン「変化球も」予告

スポーツ報知
清宮(右)の視線を浴びながらキャッチボールする吉田輝

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=が16日、千葉・鎌ケ谷での新人合同自主トレ第3クール最終日の18日に、プロ初のブルペン投球を行うことを予告した。捕手を立たせた状態で投球予定だが、「変化球も投げるかも」と早くも実戦モードで、仕上がりの良さをうかがわせた。

 この日、外野ノックでは約70メートルの距離で糸を引くような送球を見せたが、「久しぶりに力を入れたので(フォームの)ばらつきもあった」と反省。初ブルペンへ向け、「ウォーミングアップなどでいろいろな動きをしている。そういうのをフォームに取り入れて、うまい体の使い方ができれば」と意気込んだ。

 持ち球の改良にも取り組んでいく。高校時代から投げているチェンジアップについて、「(打者が)直球と同じ感じで振ったら、球が全然来ていなかったというのが最高」と話し、オリックスから加入した金子のチェンジアップを理想に、改良を重ねる考えを披露した。

 初の1日オフだった15日は、同期と千葉・船橋市に買い物に出かけ、自室の芳香剤を購入するなどしてリフレッシュした。実戦デビューとなる2月16日の紅白戦(国頭)へ、「そこが勝負。それでその後の結果も変わってくる」。秋田の快腕が、ついにベールを脱ぐ。(小島 和之)

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