【ロッテ】荻野が見せたリードオフマンの決意 盗塁と出塁率アップ狙う

スポーツ報知
自主トレを公開した荻野は極短バットで勝負をかける

 ロッテ・荻野貴司外野手(33)が21日、ロッテ浦和で自主トレを公開。自己新となる27盗塁と出塁率4割を目標に掲げた。これまで自己最多が26盗塁。今季は「26個から1つでも多く増やしたい」と決意。また、昨年は13四球にとどまり、出塁率も3割3分だったことを受け、「出塁率は3割8分から4割くらいを目指したい」とリードオフマンとしての自覚を示した。

 昨季は7月9日の西武戦(メットライフドーム)の6回に空振り三振に倒れた場面で平井の球を右手人差し指に受けて、負傷交代。「右手第二指基節骨骨折」と診断され出場選手登録を抹消後は2軍でリハビリ暮らしが続いた。チーム成績も荻野が離脱した後に下降線をたどっていった。

 毎年のように、けがに泣かされてきたベテランはシーズンオフに知人から送られてきた「いりこ」でカルシウムを補給中。シーズンに入ってからもカルシウムは摂取し続けるそうで、けがをしない体作りに余念がない。

 「ぼちぼちいい感じで走れている。走りに関しては今年の方がいい」。年間を通して活躍できれば「盗塁王」を争える逸材が今年こそ離脱なしで戦い抜く。

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