【オリックス】吉田正が3年連続で室伏広治氏とトレーニング

スポーツ報知
室伏広治氏(奥)からトレーニングを教わるオリックス・吉田正尚

 オリックスの吉田正尚外野手(25)が21日、都内の東京医科歯科大でアテネ五輪男子ハンマー投げの金メダリストで、同大のスポーツサイエンスセンター長を務める室伏広治氏(44)からトレーニング指導を受けた。3年連続の訪問で、昨年は腰の手術明けに入門。今オフは3度目の訪問で「(昨年)12月から継続して、パワーアップするためにキャンプ前にしました」と手応えを口にした。

 昨季は自身初の全試合出場を果たし、打率3割2分1厘、26本塁打、86打点でベストナインを獲得した。腰痛に悩まされていたが、“室伏トレ”で体のバランスを意識し、不安が解消されたという。「自分の体をコントロールすることを少しずつ把握できるようになって、1年間戦い抜けた」と充実のシーズンだった。

 吉田正が室伏氏に直筆の手紙を送り、2017年から弟子入り。室伏氏は「最初に来たときは、手術するかの選択も含めて苦労していた。昨年は全試合に出場できて喜ばしい」と弟子の成長を実感した。

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