【楽天】楽天生命パークに“新名物”球界初の4階建て観戦タワー 5月に完成

スポーツ報知
5月に完成予定の観戦スタンド「イーグルスタワー」(球団提供)

 楽天は22日、本拠地・楽天生命パークの改修計画を発表した。目玉は内野一塁側後方に設置される「イーグルスタワー」。4階建てのタワー型観戦スタンド(高さ25メートル、横幅7メートル)で、5月の完成を予定している。

 団体客の利用を想定しており、計103人が収容可能。1~3階はワンフロア貸し切りで販売。4階はスタンド席で、一部は個別でも購入できる。「(団体観戦用の)パーティーデッキは好調で、複数で見るニーズがある。1階ごとの貸し切りが可能で、1~4階まで1棟全て貸し切ることもできる」とボールパーク部の川田喜則本部長。球団によると、12球団が本拠地として使用している球場内に独立した観戦スタンドを設置するのは初めてだという。

新シート設置ハイタッチも また、一塁側のファウルゾーンにせり出した「フィールドシート」に、楽天勝利時にフィールドに入って選手とハイタッチができる「ヴィクトリーシート」を設置。同エリアには可動式の屋根がついたボックスシート、個室タイプの観戦席も新たに誕生する。これまで人工芝だった内野ファウルエリアの天然芝化も行われる。

 「新しいスタイルでの観戦ができる。よりエキサイティングに盛り上がってほしい」と同本部長。2016年には球場周辺に観覧車とメリーゴーラウンドを設置し、固定概念にとらわれない球場づくりを進めてきた楽天。今後も、あらゆる手を尽くしてファンを楽しませていく。(高橋 宏磁)

 ◆他球場の珍しい座席

 ▽寝ソベリア(マツダ) クッションに寝転がっての観戦が可能。マツダには、バーベキューをしながら観戦できる「びっくりテラス」、掘りごたつ形式で畳に座って観戦できる「鯉(こい)桟敷」なども。

 ▽テラスシート(ヤフオクD、楽天生命) 既存の外野フェンス前に設置された席。ホームランボールが飛んでくる迫力が魅力。今季からZOZOマリンスタジアムにも導入される。

 ▽砂かぶり(マツダほか) 目線の高さがグラウンドレベル。

 ▽お座敷ボールパーク(ZOZO) 定員数8人の畳敷きの個室で冷暖房完備。

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