【日本ハム】ドラ1輝星“秋田の星”に!母校・金足農先輩の豪風引退に「さみしい…」

スポーツ報知
ノックで機敏な動きを見せる吉田輝(手前。奥左は柿木、右は万波=カメラ・川口 浩)

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=が22日、秋田出身者の星になる覚悟を明かした。この日、母校の先輩でもある大相撲・豪風(39)が現役引退を表明。地元を代表する力士の引退を伝え聞いた右腕は「秋田出身のアスリートはあまり多くないけど、一人ひとりが活躍すればいい選手ばかりいるなと思ってもらえると思う。秋田のために頑張りたい」と意気込んだ。

 高校2年時には、母校を訪れていた豪風と偶然対面し、あいさつを交わしたことがあるという。昨夏の甲子園で準Vに輝いた際には、エールを送られるなど縁があっただけに「(昨年)甲子園で久しぶりに出るまでは(現ヤクルトの)石山(泰稚)さんと豪風さんが高校の名前を売ってくれていた。活躍してくれていたのでさみしいです」と、大先輩の引退を惜しんだ。

 この日は、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で新人合同自主トレに参加し、キャッチボールなどで汗を流した。23日は休養日で、24日から第5クールに突入する。2月1日のキャンプインに向けてブルペン投球も重ねていく予定で「納得のいく直球がいって、力を入れてもフォームがブレなかったら、ツーシームなど難しい変化球もできればいいかな」と先を見据えた。(小島 和之)

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