【ロッテ】福浦、今季限りでの引退を表明「うん。しますよ」

スポーツ報知
ロッテ・福浦和也

 ロッテ・福浦和也内野手(43)が24日、今季限りでの現役引退を表明した。昨季通算2000安打を達成した26年目のベテランは都内のホテルで行われたコーチ会議に参加。現役引退の是非を問われると「うん。しますよ」と答えた。

 今季は2軍打撃コーチ兼任が決まっており「個人的には1試合でも多く1軍で打席に立つ。コーチという立ち場でもやっているので、チームの底上げ、若い選手の力をつけられるようにしっかり教えていきたい。少しでもチームのためになるように頑張りたい」と若手育成の思いも語っていた。

 福浦は千葉・習志野高から93年ドラフト7位で投手として入団。1年目の球宴休みに当時2軍の打撃コーチだった山本功児さん(享年64)に打者転向を勧められて、快諾。その後はプロの壁にぶつかりながらも努力を積み重ねて4年目の97に初昇格。7月5日のオリックス戦(千葉マリン)でフレーザーから中前に初安打を放ち打者人生がスタートした。昨年の9月22日の西武戦(ZOZO)では2000安打の大記録を打ち立てるまでに至った。

 球界最年長野手として迎える今季に向けて「(2月1日に)紅白戦やると言われているので準備だけはしっかりして(グラウンドに)立てるようにしたい」と準備に徹する姿勢を示していた“幕張の安打製造機”。最後のシーズンにどんなプレーを見せてくれるか。

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