【侍ジャパン】稲葉監督、３月９＆１０日メキシコ戦に清宮を初招集へ「彼の打撃は素晴らしい」

　侍ジャパンの稲葉篤紀監督（４６）が２４日、３月９、１０日に行われるメキシコとの強化試合（京セラＤ）で、日本ハムの清宮幸太郎内野手（１９）をトップチームに初招集する可能性を示した。都内でのスタッフ会議後、「キャンプを見ながら決めるが、（清宮は）候補には入っています」と明かした。

　指揮官はメキシコ戦を「プレミア１２、五輪に向けて試せる最後のチャンス」と位置付け、若手を中心にリストアップ。清宮については「若手の中でも彼の打撃は素晴らしい」と評し、右手首痛の状態を見ながら２月中に最終判断する考えを示した。

　また、稲葉監督はライバルチーム分析のため、世界各地で行われる五輪予選を視察する方針。９月の欧州・アフリカ予選（イタリア）、来年３月の米大陸予選（米アリゾナ）、その後の大陸間最終予選（台湾）を自らの目でチェックする。