【ソフトバンク】松田宣、グアムでキングカズと初対面 各界トッププレーヤーから一流の心得を学ぶ

スポーツ報知
野球教室で、子どもたちに素振りを教えるソフトバンク・松田宣(中央)

 ソフトバンクの松田宣浩内野手(35)が26日、福岡市内でイベントに参加。サッカー、ゴルフのトッププレーヤーとの“合体”に成功したことを明かした。「たくさんの人と出会って、強い体、気持ちがあれば大丈夫だと思った」と再認識した。

 「野球界で言えばイチローさん。キングですよ、キング!」と興奮気味に取り出したスマートフォンには、「キングカズ」こと、三浦知良とのツーショット写真が残されていた。1月上旬のグアム自主トレ中に、念願の初対面を果たしたという。J2最年長得点記録を持ち、2月に52歳を迎える今季も現役を続けるサッカー界のレジェンド。競技は違えど、「1年でも長くやりたい」と意気込む松田宣にとっても最高のお手本だ。「体も鍛えているし、心も付いてこないと(現役は)できない」と学んだ。

 帰国後は母校の亜大で西武・山川やDeNA・宮崎らと練習。契約メーカーのイベントでは阪神・糸井、巨人・岡本らと野球談議に花を咲かせた。昨年は男子プロゴルフの賞金ランク9位・時松隆光とラウンドする機会にも恵まれた。各界の一流プレーヤーと接し、充実のオフを過ごしてキャンプインする。

 3年ぶりに背番号を「5」に戻し、迎える14年目。昨季はCS、日本シリーズでスタメン落ちも経験したが、気持ちは折れていない。「高い壁であり続けたい」と、若手に定位置は譲るつもりもない。7年連続ゴールデングラブ、5年連続の全試合出場、2年連続のベストナインに意欲を見せた「熱男」はまだまだ燃え続ける。

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