【日本ハム】ドラ1吉田輝星、ドラ6田宮裕涼との高卒バッテリーで4度目ブルペン

スポーツ報知
ブルペンで投げ込む吉田輝

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手が26日、千葉・鎌ケ谷のブルペンでドラ6の田宮裕涼(ゆあ)捕手=成田高=と初めて新人バッテリーを組み、剛速球で相棒の指を腫れ上がらせた。

 衝撃がミットを越えて伝わった。新人合同自主トレで4度目のブルペン入り。捕手を座らせては2度目で、初の高卒バッテリーで臨んだ。カーブ、スライダーを交え21球。田宮は「球がフォーンと浮き上がってくる。これまで受けてきた球で一番痛い」。左手人さし指の付け根は赤く腫れ上がった。

 24日のブルペンでは6~7割の力でも、トラックマンで最速140キロを計測したという。この日は5~6割ながら、輝星は「これまでのブルペンで一番いい。踏み出す足が安定して、球に力のロスがない伝わり方をしていた」とうなずいた。

 同期の新人からは12日の誕生日プレゼントでプレイステーション4を贈られた。人気アクションゲーム「龍が如く」を買い、「ストレス発散です」。25日には初の給料日を迎え、「貯金も面白い。トレーニングと同じでたまっていく達成感がある」。争いが激しいプロの道を、強くしたたかに生き抜く。(山崎 智)

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