【オリックス】ロメロ「軽くなったことで負担減」気合の５キロ減…４４万円かけ自宅にジム

　オリックスのステフェン・ロメロ外野手（３０）が２７日、米国から関西空港着の航空機で来日した。今オフに米オレゴン州の自宅の敷地内に専用のトレーニング室を建設したことを明かし、故障防止を目的に体重１０３キロから５キロ減にも成功。「軽くなったことで負担も減る。全試合出るつもりでやってきたよ」。過去２年連続でけがに泣いた助っ人が引き締まった体で戻ってきた。

　在籍２年目の昨季は１１９試合で打率２割３分７厘、２５本塁打、６３打点に終わったが、帰国の際に「来季は打率３割３分、３５本塁打、１００打点が目標」と豪語。その決意を表すようにジムを完成させた。

　「代理人を通じてやってもらった」と４０００ドル（約４４万円）の“特別価格”とはいえ、１００平方メートルの空間に大量のダンベルやマシンを設置。週６回は鍛え上げ、「チームの勝利に貢献したい」と力こぶを作った。この日来日したディクソン、マレーロと力を合わせ、４年連続Ｂクラスから押し上げる。（小松　真也）