【楽天】高卒ドラ5佐藤がプロで一番驚いたこととは? 「いつも5時に起きていたので…」

スポーツ報知
楽天のルーキー・佐藤

 楽天は28日、仙台市内の森林どり泉で行ってきた新人合同自主トレを打ち上げた。目立った大きな故障者も出ず、育成を含めた10人のルーキーが、2月1日から1、2軍とも沖縄・久米島で行われる春季キャンプへ弾みをつけた。

 ドラフト5位・佐藤智輝投手(18)=山形中央高=は、思わぬプロでの驚きを明かした。報道陣からプロに入って最も戸惑ったことを問われると、10秒ほど考えてから口を開いた。

 「起きるのが…。(高校時代は)いつも5時に起きていたので、それが7時になったのがすごく大きいです。毎日朝練に行っていたので。5時に起きて始発に乗って。自転車で駅まで行かないといけないし。自転車と電車合わせて4、50分ですかね。7時頃から8時半くらいまで朝練。それが、今は7時半からご飯なので7時20分くらいまで寝られるのが大きいです」

 珍しく、うれしい悩みだ。プロに入ると、決まった起床時間に苦労する選手は多い。ルーキーが入寮時に何台も爆音目覚まし時計を持ち込むことは、毎年年始の風物詩だ。だが、高校時代に実家から5時起きで学校に通っていた佐藤にとって、7時まで寝られるプロの環境は、うれしい限りだ。

 楽天は仙台市のファーム練習場(森林どり泉)内に、グラウンド、室内練習場、ウェートルーム、寮と密集。野球に打ち込むためにはこれ以上ない施設とあり「一人暮らしが初めてなので、最初はとまどいもあったけど、野球がしたければ出来る環境があるので、すごく充実した施設だなと感じました」とうれしそうに話していた。

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