【ロッテ】元DeNAのブランドンがかつての同僚・筒香との対戦を熱望

スポーツ報知
入団会見に臨んだロッテの助っ人。左からバルガス、ブランドン、レイビン

 ロッテの新外国人3選手が29日、ZOZOで入団会見に臨み、元DeNAのサウスポー、ブランドン・マン投手(34)が元チームメートである筒香嘉智外野手(27)との対戦を熱望した。

 夢がかなった。ブランドンは晴れやかな表情で新天地での意気込みを語った。

 「日本に戻って来られて、ワクワクしている。興奮しています。日本に戻って活躍したいとずっと思っていました。期待に応えられるように頑張りたい」

 なぜ、それほど日本球界に戻ることを願っていたのか。

 「ベイスターズにいた頃、人々に本当によくしてもらったんです。ファンの応援を肌で感じて、日本は素晴らしいな、第二の故郷として過ごしていきたいとずっと思っていました。日本で食べたいものですか? ラーメンが好きなので、ラーメン街に行きたいですね」

 11年に横浜入団。チーム名がDeNAになった12年までプレーした。当時から高い将来性を感じていた若者は、今や日本の主砲になった。筒香だ。

 「対戦したい気持ちは強いですね。彼とは友達として付き合っていたし、素晴らしい成長ぶりを見ていたので。マウンドでぜひ彼に投げてみたいですね」

 公式戦で対戦するとすれば交流戦か、あるいは日本シリーズか―。いずれにせよ競争に勝ち抜き、1軍に定着しなくてはならない。

 松本球団本部長も「日本での経験があり、安心しています。先発か中継ぎか、チームの状況を見ながらになります」と期待を口にした。

 「自分の長所は真っすぐを使いながら、カッター、スライダー、そして両サイドに落ちる2つの軌道のチェンジアップを駆使して、打者を打ち取っていくところ。CSでもいい成績を収めて、優勝を目指して頑張りたいです」とブランドン。34歳の新たな挑戦が始まる。

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