【ロッテ】新外国人・バルガス、ゴリラポーズパフォーマンスだ…歴代珍パフォーマンスは?

スポーツ報知
入団会見でゴリラのパフォーマンスを見せた新助っ人・バルガス(中)(左はブランドン、右はレイビン)

 ロッテの新外国人選手、ケニス・バルガス内野手(28)=ツインズ傘下3A=が29日、ZOZOで入団会見に臨み、故郷プエルトリコでは「ゴリラ」の愛称で呼ばれていたと告白。両打ちの大砲は、ロッテでも本塁打を打った際の決めポーズとして、両手で胸をたたくパフォーマンスを披露すると宣言した。

 今季のNPB最重量となる133キロの堂々とした体格。MLB通算35発を誇る大砲は笑みを絶やさず、強い決意を口にした。「チャンピオンリングを取る。打点を稼いでチームに貢献するよ」。同じくロッテに新加入するレアードは、日本ハム時代に本塁打を放つと“すしポーズ”を披露していた。さて、バルガスは―。

 「プエルトリコでは『ゴリラ』と呼ばれていて、本塁打を打つとゴリラのように胸をたたくポーズをやっていたんだよ」。右手甲にもゴリラの顔をあしらったタトゥーを施すなど、怪力自慢だけに思い入れは強い。

 金髪に、宝石がちりばめられた腕時計は550万円、ネックレスは600万円、ピアスは片耳50万円とオシャレっぷりも二重丸。松本球団本部長も「50発打ちたいと言ってくれて、頼もしい」と目を細めた。今オフ、プエルトリコのウィンターリーグMVPと実力は本物。幕張の空に、雄たけびを響かせる。(加藤 弘士)

 ◆歴代助っ人の珍パフォーマンス

 ▽ウォーレン・クロマティ(84~90年・巨人) 打点を挙げると守備に就いた際に外野スタンドに向けて万歳三唱。常に風船ガムをかんでは膨らませ、破裂する姿はおちゃめだった。

 ▽アニマル・レスリー(86~87年・阪急) マウンド上で喜怒哀楽を前面に押し出し雄たけびを上げる。捕手・藤田浩雅を冗談で殴るなどのスキンシップも。

 ▽オレステス・デストラーデ(89~92、95年・西武) ホームラン直後、「Boom!」と叫び、弓を引くようにガッツポーズ。

 ▽フリオ・ズレータ(03~06年・ソフトバンク、07~08年・ロッテ) 本塁打後にカメラ前で「チョップ、チョップ、パナマ運河、よかろうも~ん、諦めない」など全身を使ってパフォーマンス。

 ▽アレックス・ラミレス(01~07年・ヤクルト、08~11年・巨人、12~13年・DeNA) ヤクルト時代に志村けんの「アイ~ン」からスタート。「ゲッツ」「ラミちゃんペッ」「チッチキチー」「はい、おっぱっぴ~」「イエス、フォーリンラブ!」「ヨロコンデー」等、その年に流行したギャグを取り入れてはホームラン後などに披露。

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