【オリックス】イチロー来た!キャンプ地に凱旋 平成18年キャンププレーバック

スポーツ報知
平成18年2月13日付の紙面

 大坂なおみが世界のトップに立ち、大相撲では玉鷲が初優勝。と思えば芸能界には「嵐」が吹き荒れる。もう何が起こっても不思議じゃない今日この頃。いよいよプロ野球のキャンプもスタートです。スポーツ報知が誇る各チームの担当記者が今季のイチ推し男を紹介。平成キャンプの名場面とともにお送りします。

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 2006年の宮古島キャンプに「イチロー・フィーバー」が巻き起こった。当時はマリナーズ在籍だったが、WBC参戦に備え古巣のキャンプ地に凱旋。恩師である仰木監督に誘われた05年に続く2年連続の参加だったが、この年は清原和博氏の移籍1年目に当たる。中村紀洋氏らとのスター選手の豪華共演も実現。参加2日目の2月12日には、15年まで23年続いた宮古島キャンプ史上最多の5000人のファンが詰めかけた。パニック寸前の状況に警備員を通常時の4倍に増員。警察官も動員して対応に当たった。

 イチローは紅白戦2試合に出場し、二塁打2本を含む6打数3安打1打点。代名詞の背面キャッチも披露し観客を魅了した。

 牟禮記者イチ推し 山本由伸

 20歳の山本由伸がチームの危機を救う。昨季は救援で54試合に登板。150キロ超の直球を武器に4勝32ホールドを挙げオールスターにも出場した。金子、西が移籍し先発陣が不足したことから今季は先発に転向。プロ1年目の17年には5試合に先発登板しており不安はない。「スタミナがあるところを見せたい」とキャンプ初日からフル回転するつもりだ。

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