【日本ハム】斎藤佑樹、初ブルペンで手応え 動画撮影しデータを即数値化

スポーツ報知
ブルペンで投球練習をする斎藤佑樹

 日本ハムの斎藤佑樹投手(30)が30日(日本時間31日)、1軍キャンプ地の米アリゾナ州・スコッツデールでの合同自主トレで、初のブルペン投球を行った。スライダーやカットボールを交え、37球。「オフにやってきたことがそのまま出来ている。それが良いか悪いかはやってみないと分からないですけど」と実戦登板を心待ちにした。

 プロ9年目のキャンプがいよいよスタートする。ブルペン横からはフォームを動画撮影。回転数や球速、変化量、回転軸などが即座に数値化される測定器「ラプソード」の数値にも目を配りながら、投げ込んだ。ノーワインドアップなど様々な形から感触を確かめたが、球速も130キロ台から140キロ台までまちまち。「いろいろ試しながら。まだその時期ですし」とベテランらしく落ち着いた様子だ。

 米国では現地時間9日に紅白戦、11日に韓国・NCダイノスとの練習試合が組まれており、最初の実戦登板になる予定。「(ブルペンでの)納得できる感覚と(実戦で)結果が出る出ないは関係ないと思うので」。6月で31歳になる今季は、キャンプから貪欲に結果を追い求める。

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