【ソフトバンク】工藤監督“走り込みキャンプ”宣言…ノルマは昨年1・5倍以上

スポーツ報知
宮崎市内をパレードした(手前左から)工藤監督と中村晃らソフトバンクナイン

 ソフトバンクの工藤公康監督(55)が31日、“走り込みキャンプ”を宣言した。盗塁、走塁面の改革をテーマに掲げる指揮官は宮崎入りして、ミーティングで「第1、2クールは走る」とナインに訓示した。

 ランニング量が大幅にアップする。例年は約1時間のウォーミングアップ後、技術練習に移行したが、今年は午前中の大半がランニング。1日のノルマは昨年までの1・5倍から2倍に増やし、5キロ前後が課される。盗塁数の増加だけでなく「回復する能力を身につければ、けがのリスクも低くなる」と狙いを明かした。

 1月に米国研修に訪れた際、脳年齢を計測。実年齢より25歳も若い「30歳」と判定された指揮官。若々しくナインを鍛え上げる。

 ◆2年連続日本一宮崎でパレード

 〇…昨年の2年連続日本一を祝うパレードがキャンプ地・宮崎で開催された。工藤監督、柳田選手会長らの乗ったオープンカーを先頭に、選手ら30人が参加。宮崎市役所前から約1.5キロの沿道には5万人(主催者発表)のファンが詰めかけた。工藤監督は「日本一になることはできたが、シーズン2位。今年はチャレンジャーとして、リーグ優勝を目指す」。

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