【ロッテ】安田尚憲“2年目の進化”打撃フォーム改造+下半身強化

スポーツ報知
ロッテ・安田尚憲

 ロッテ・安田尚憲内野手(19)が5日、石垣島キャンプ2度目のシート打撃で2打数1安打1四球をマークした。打撃フォームの改造と下半身の強化による“2年目の進化”を担当2年目の長井記者が「見た」。

 明らかな変化が見て取れた。安田は昨季までバットを立てたフォームだったが、今季はバットを寝かせ気味の状態からスイングする新たな試みを実践。体により近い位置から振ることで無駄な動作が省かれ、スムーズにバットが出て速球への対応力が上がった。第1打席では追い込まれながら左腕・土肥の外角高めの直球を中前にはじき返した。前日(4日)のシート打撃でも、内角の直球を右翼線二塁打。結果にも表れている。

 オフのハードトレの成果か、尻回りもごつくなった。安田は「下半身が大事で上はあまり気にしていない」と言うが、「軸足にしっかり体重を乗せて左右前後にブレないように。去年は前後のブレがあった。それをなくしたかった」と説明。下半身の安定感が増したことで、軸足に体重が残るようになった。自然とスイングの際の顔のブレも少なくなり、ボールを仕留める確率も高まっている。

 レアード、鈴木との三つどもえの三塁争い。安田の成長を目の当たりにして十分、「勝負になる」と見た。(ロッテ担当・長井 毅)

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