【西武】森友哉、正捕手で１００戦スタメン「すべての面でレベルアップしていかないと」

　西武の森友哉捕手（２３）が５日、正捕手の自覚を口にし、飛躍を誓った。「１００試合スタメンマスク」を目標に掲げて乗り込んだ南郷キャンプ。連日、早出組で球場入りし、昨年から「（捕球の）感覚を、より早く取り戻す意味でやっている」というマシンでのキャッチング練習。「スローイングとかすべてにつながる」と正確な捕球を徹底する。特守も含め約４時間、白球を追い続けた。

　「（巨人にＦＡ移籍した）炭谷さんがいないので、自分がやらなあかん。すべての面でレベルアップしていかないといけない」と自覚をのぞかせた。入団当初から森を見ている秋元バッテリーコーチは、森に配球を自ら考えるように指示。「あの場面でこう（この配球）だったのはどうでしたか？」と確認するようになった森に「５年後にこうなってほしいと思っていた姿に近づいている」と成長に目を細めた。

　プロ６年目を迎える森。正捕手の座を確実なものにするべく、南郷の地で努力を続ける。（森下　知玲）