【日本ハム】吉田輝星、山本昌&川上憲伸氏に見られ最高投球「集中力が増した」

スポーツ報知
ブルペンで帽子を飛ばす熱投をみせる吉田輝

 日本ハムの吉田輝星投手(18)=金足農=が7日“大物”の来訪に応え今キャンプ一の投球を披露した。沖縄・国頭(くにがみ)村の2軍春季キャンプ3度目のブルペイン入り。テレビ取材で訪れた川上憲伸氏(43)、山本昌氏(53)から熱い視線を送られた。ネット裏から見守るレジェンドに「“大物”って感じでした。見てもらっているのでいい球投げられればと。集中力が増したり、意識させていただける」と力に変えた。

 高校時代に行っていた、軸足となる右膝をホーム側にぶつける動作を意識し「今までより腕も振り切れて、強い腕の振りもできた」。カーブ13球、スライダー7球を含む、キャンプ最多の61球。セットからクイックも交え、より実戦を想定した。今までにはなかった帽子が飛ぶシーンもあり「帽子が落ちているのは、前回よりはいい証拠。後はしっかり、はまる場所に体重を移動させればもっと強い球もいくしコントロールもつくはず」。

 練習後には、国頭中学校を訪問。生徒と軟式球でキャッチボールをするなどして交流した。16日の紅白戦(国頭)での実戦デビューに向け「140キロ台は出てると思うけど、今は球質と伸びを意識してます」と自慢の直球を磨く。(秦 雄太郎)

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