【侍ジャパン】稲葉監督、ロッテのキャンプ視察で安田尚憲に喝!

スポーツ報知
ロッテのキャンプを視察し、井口監督(左)と話す侍ジャパンの稲葉監督

 侍ジャパンの稲葉監督が8日、ロッテの沖縄・石垣島キャンプを視察。昨年10月のU―23W杯(コロンビア)のメンバーに名を連ねた安田尚憲内野手(19)に対して「私自身が物足りなさを感じている。もっともっと打球を飛ばせるんじゃないか、ということは言いました」と、“辛口エール”を送った。

 同大会でMVPと一塁のベストナインを獲得したまな弟子の打撃練習を見つめた指揮官は「彼の魅力は長打」とスケールの大きい長距離砲への成長を求めると同時に、軸足に体重を残すことを意識し過ぎずに「前足の踏み込みを強くするように」と飛距離アップの助言を授けた。

 師匠の教えを聞いた安田は「僕は打球を飛ばすことが求められている。シーズンを通して、もっとホームランを打てるスイングを身につけたい。アドバイスを生かしていきたい」と強打者としての“覚醒”を誓った。

 ◆「松永見たい」 侍ジャパン・稲葉監督はロッテ・松永への期待を口にした。昨季自己最多60登板で2勝5敗、防御率3・15をマークしたが、日米野球を左肩痛のため辞退。「昨年、日米野球に呼びたかったですけど、体の故障という部分で(実現しなかった)。マウンド度胸もある。ぜひ、見てみたい選手のうちの一人です」と今後も注目していくことを明かした。トップチームの課題の一つでもある左の救援陣の一角を担う可能性は高まりそうだ。

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