【侍ジャパン】稲葉監督が視察で感じた阪神と代表の共通項とは

スポーツ報知
阪神キャンプを訪問した侍ジャパン・稲葉篤紀監督

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)が10日、中日の北谷キャンプと阪神の宜野座キャンプを視察した。中日勢では京田や笠原、佐藤、阪神勢では大山、中谷、才木らへの期待を口にした。

 午後に視察した阪神キャンプは、シート打撃が行われた。ドラフト3位の木浪が2安打を放ち、ドラフト1位の近本が盗塁をマークするなど、若手の姿を目に焼き付けた。この日で9球団の視察が終了。阪神キャンプについて、稲葉監督は「見ていて非常に足を使っている。走塁を意識して次の塁を狙っている」と印象を語った。続けて、「ジャパンでも足は大事。ジャパンに通じるものがあると感じました」と実感を込めた。

 東京五輪金メダルを目指す稲葉監督は就任時から「スピード&パワー」を掲げ、これまでも機動力を駆使して国際試合で好成績を収めてきた。昨秋の日米野球では、より積極的な走塁を指示するなど走塁の意識を高めているだけに、矢野阪神のキャンプ視察を通じて、その重要性を再確認したようだった。

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