【日本ハム】フリー初登板は25球中14球がボール…ドラ1吉田輝星「僕の負け」

スポーツ報知
打撃投手をする吉田輝星

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)が11日、2軍の国頭キャンプでフリー打撃に初登板した。同2位の野村佑希内野手(18)の「心を折る」と豪語していた剛腕。25球を投げて安打性の当たりは1本だけだったが、14球がボールと制球が乱れた。16日の紅白戦登板へ「調子が上がってきた」と前向きに語ったものの、同期生対決には「ボールが多かったので僕の負け」と苦笑いだった。

 〈輝星に聞く〉

 ―初のフリー打撃登板の感想は?

 「ブルペンがすごくよかったので、打者が立つ時のイメージをしっかり持ってマウンドに上がった。まだ全力ではないがけっこう力を入れて、それなりにいいボールが投げられた。調子は上がってきていると思います」

 ―野村選手の心を折ることはできた?

 「ちょっとまだできなかったですね(苦笑い)。ジェームス(野村)が死球が怖いって話してたので、そこだけは気をつけました」

 ―外角が多かったのは死球を避けるため?

 「右打者の外角に行くぶんにはOKなので、今日は外角(中心)で行きました」

 ―変化球は何を投げた?

 「カーブと縦・横のスライダー。ツーシームはブルペンで練習しましたが、右打者には当てる可能性があるのでやめました」

 ―野村選手との勝負は?

 「ボールが多かったので負けですね」

 ―投げてみての課題は?

 「打者が立ってみて、実戦感覚とのズレを感じた。次のブルペンでは打者の存在を意識して投げたいと思います」

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