【広島】実戦初安打の長野、せっかくゲットした記念球の行方は…

スポーツ報知
右前安打の「記念球」をジョンソン(左)から受けとる広島・長野

 広島・長野久義外野手(34)=巨人=が12日、宮崎・日南キャンプでのシート打撃で“移籍初安打”をマーク。ジョンソンから「記念球」をゲットしたが、そのボールが行方不明になってしまった。

 なぜか一塁キャンバスからマウンドに駆け寄り、助っ人左腕におねだり。プレゼントされた記念球を高々と掲げたが、これ実は、後輩ナインに「チョーさん、ボールもらっておきましょう!」とイジられた末のノリでの行動だった。

 練習終了後、チョーさんは「初安打? いいッスよもう。またあした!」と照れ笑い。記念球も本当に欲しかった訳ではなく「コシ(船越)にあげました」と、一塁ベンチ前に引き上げる際、たまたまいた後輩に手渡したと打ち明けた。

 では、その船越はボールをどうしたか。「なんか、もらいましたけど、その辺に置いちゃいました。はい、どっか行きました。もらって(大事にしまい込んで)も気持ち悪いでしょ」。

 ファンにとってはお宝かもしれない「赤チョーさん記念球」。だが、本人も周囲も全く重視していなかった。

 ちなみに同じタイミングで実戦10打席目の初安打を放ったドラフト1位・小園海斗内野手(18)=報徳学園高=は、大瀬良を攻略した記念球を「家に飾ります」。ルーキーらしく初々しい表情で、兵庫・宝塚市の実家に持ち帰ると明かした。

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