【楽天】右肘手術からの復活を目指す美馬、開幕ローテ入りつかんで元横綱・稀勢の里(現荒磯親方)を登板試合に招待

スポーツ報知
楽天・美馬

 右肘手術からの復活を目指す楽天・美馬学投手(32)が12日、開幕ローテ入りを果たし、親交の深い元横綱・稀勢の里(現荒磯親方)を自身の登板試合に招待するプランを明かした。

 初場所途中で現役を引退した稀勢の里は、同郷(茨城)で同い年。中学時代には、野球部のエースだった稀勢の里と投げ合ったこともある。現役引退時には本人から報告を受けたほどの間柄だ。初場所後にも、都内で会う機会があったという。「彼は野球が好きですし、試合を見に行きたいと言っていた。そのためには、僕が1軍にいないといけないですからね」と自らに言い聞かせた。

 昨年8月にクリーニング手術を受けた右肘は順調に回復。腰に違和感を覚え、第2クールはブルペン入りを回避したが、前日(11日)に7日ぶりに投球練習を再開した。この日はフリー打撃に初登板。直球のみ41球を投げ、安打性は7本だった。「ローテに入れば、スケジュールも合わせやすい。僕が投げる試合を見に来てもらいたい」と、盟友のために復活を誓った。(片岡 泰彦)

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