【ロッテ】石川が開幕投手に決定 4年連続の涌井に代わり、6年目で初の大役

スポーツ報知
ロッテ・石川

 ロッテの今季開幕投手が石川歩投手(30)に決まったことが12日、分かった。井口監督は「本人には伝えました」と明言。15年からはエース・涌井が4年連続で務めてきたが、石川のさらなる成長と大黒柱としての自覚を促すという狙いもあり、6年目で初の大役を託すことを決めた。

 石川は昨季21試合に先発し、9勝8敗、防御率3・92をマーク。前半戦だけで9勝を挙げたが、その後は失速し勝ち星を上積みできなかった。今季はチームの勝利に貢献するべく、「防御率2点台」を目指し、主戦として投手陣を引っ張る決意を秘める。

 これまでも酒居、佐々木や二木らチームの次世代を担う若手に対して自身の経験や技術論を語り、成長の手助けをするなど信頼も厚い“五右衛門先生”は開幕投手について1月の自主トレ期間中には「『やれ』と言われたら、やります」と語っており、心の準備はしてきた。

 今年の石垣島キャンプは初日の2月1日に紅白戦が組まれていたため、例年よりも数段階早い調整を続けてきた。今後は2月下旬の高知遠征での1軍合流が濃厚。3月29日の楽天戦(ZOZO)に向けて万全な状態に仕上げていく。

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