【ヤクルト】バレンティン、目標は「3割、47本、162打点」

スポーツ報知
ポール間を走るバレンティン

 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(34)が15日、今季の目標を「打率3割、47本塁打、162打点」と豪語した。16日のDeNA戦(浦添)から出場。状態の良さから当初の40発、100打点の目標を上方修正した。

 13年に60本塁打でプロ野球記録を更新した感触がよみがえった。屋内での打撃練習。ふと「ニセンジュウサンッ」と叫んだ。打撃の合間にはスタッフに打点のシーズン記録を質問。1950年に小鶴誠(松竹)が記録した161(130試合)と知らされると「超える」と高らかに宣言した。あと45本に迫る通算300号も通過点だからこその「47発」だ。

 来日9年目。順調なら今季中に国内FA権の取得要件を満たす見通しで「今年は特に体の状態がいい。明日は1打席目からホームランを打つよ」と表情は明るい。前を打つ打者が坂口、青木、山田哲。王の本塁打記録を塗り替えた男なら、69年ぶりの記録更新も夢ではない。

(田島 正登)

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