【ヤクルト】寺原、移籍後初の実戦登板 2回無安打無失点「やっとスタートを切れた」

スポーツ報知
3回より登板し、2回を無失点に抑えた寺原隼人

◆練習試合 ヤクルト―中日(17日・ANA BALL PARK 浦添)

 ヤクルトに加入した寺原隼人投手(35)=ソフトバンク=が17日、新天地で好スタートを切った。中日戦(浦添)で3回から移籍後初の実戦登板。丁寧な投球で2イニングを無安打無失点。内容に納得していないとはいえ「やっとスタートを切れたかなという感じです」と率直な思いを口にした。

 4球団目のユニホームに袖を通した今季は先発として起用される方針。1日から3日連続でブルペンに入るなど、順調な調整が光っている。根岸オーナーらが視察したこの日の最速は144キロ。4回1死から高橋、阿部に連続四球を与えたものの、得点は許さなかった。

 「四球連発のところ。一番やっちゃいけないことなので大反省です」。練習中は同期入団の石川らと談笑するなど、チームに溶け込んでいる。「チャンスを頂いているので、結果を出すことしか頭にない」。18年目右腕の恩返しは始まったばかりだ。(田島 正登)

野球

×