【中日】根尾、用具選びも新人離れ　バットは５ミリ長く、グラブはＬ源田モデルに

　中日のドラフト１位・根尾昂内野手（１８）＝大阪桐蔭高＝が、バットとグラブを新調したことが１９日、分かった。用具メーカー・ゼット社の担当者は「（グラブの）色やデザインにこだわる傾向があるが、根尾君は機能へこだわりを持っている」と新人離れしたこだわりに驚いた。

　新バットは８４．５センチから８５センチと５ミリだけ長くした。キャンプ序盤の２月初旬にオーダー。新パートナーを握りしめた根尾は「とても気に入りました。感触も良かった」と笑顔を見せたという。グラブは昨季ゴールデン・グラブ賞の西武・源田モデルを２つ新調。強烈な打球にも耐えるため背面の空洞を小さくしたり、フィット感を重視した。肉離れしていた右ふくらはぎは「１００％に近いところまで（状態を）持ってこられている」と完治目前。２１日からの第４クールでの２軍本隊への合流が見えてきた。（長尾　隆広）