【楽天】初侍・森原、1回完全締め 最速148キロで2K「力が入った」

スポーツ報知
9回から登板し、無失点に抑えた楽天・森原康平

◆練習試合 楽天3―8日本ハム=特別ルール=(20日・金武)

 楽天の森原康平投手(27)が20日、練習試合・日本ハム戦の9回に登場。侍ジャパンに初選出された右腕が、最速148キロの直球に変化球を交えて1回をパーフェクトに抑えた。

 まずは先頭の杉谷を148キロの直球で空振り三振させると、続く石川亮は142キロのフォークで空振り三振。最後の打者は遊ゴロに打ち取った。自身にとって今季初の対外試合で「ちょっとした緊張感があって力が入った」が、結果は残した。平石洋介監督(38)は「フォークは1球でしたけど、いい落差でしたね。貴重な戦力の1人になってくれるとは思う」と期待を込めた。

 17年は主にリードした試合で7回を任され42試合に投げたが、18年は春に右肘を手術し17試合の登板に終わった。復活に向けて、並々ならぬ決意で臨んでいる。「けがしたり手術したことで、けがしない投げ方を考える。収穫もあった」と前を見据えた。

 プロ3年目の今季。右腕は「真っすぐの精度を上げていきたい。浮いた球が何球かあった。次は低めに集められるように」と意気込んでいる。(高橋 宏磁)

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