【西武】内海哲也、オープン戦で広島・長野と対戦の可能性「チョーさん関係ない」

スポーツ報知
ブルペン入りし、108球を投じた内海

 FAの人的補償で巨人から西武に移籍した内海哲也投手(36)が3月2日の広島戦(佐賀)に先発し、オープン戦の開幕投手を務めることが22日、分かった。元同僚の長野が同じく人的補償で広島へ移籍。2人が対決する可能性がある。

 内海が広島から勝ち星をあげたのは14年8月15日が最後。昨年8月28日の広島戦(東京D)では、2回2/3で10安打を浴びた。「去年やられているので、緊張するマウンドになると思う」。今月8日には、南郷キャンプを訪れた長野と交流したばかりだが「チョーさんいても関係ないです。しっかり自分の投球をできるようにしたい」と表情を引き締めた。

 小野投手コーチらの提案で面談をして登板が決定。ベテランが地方球場で登板するのは珍しいが「結果を求めていきたい」と佐賀でのマウンドに意欲を見せた。

 この日は高知・春野で前日に続いてブルペン入り。「(22日は)もっと投げます」と宣言していたとおり、捕手を座らせて43球多い108球を投げた。サインを出し、打者を立たせて実戦のイメージをつくり「ぼちぼちですけど、いい感じのボールもあった」と新天地でのデビュー戦に向けて調整を続ける。(森下 知玲)

野球

×