【ソフトバンク】柳田悠岐、24年パリ五輪で野球落選に「最後かもしれないし、東京金」

スポーツ報知
休日に黙々とバットを振った柳田。上向くコンディションに「けがをする前よりは状態がいい」と室内練習場に打球音を響かせた(カメラ・石田 順平)

 ソフトバンク・柳田悠岐外野手(30)が22日、東京五輪での金メダル獲得へ闘志を燃やした。野球が24年パリ五輪の追加種目候補から落選したことを受け「最後かもしれないし、金メダル、取りたい」と力を込めた。

 五輪で最も感動したのは、98年長野のスキージャンプ男子団体。当時9歳の野球少年は「全く関係がないのに『すげー』って感動した」。東京五輪の主砲と期待される今、「子供が憧れる選手になりたい」と立場を自覚する。「家に金メダルあったら『これ何?』ってなりますよね。カッコ良くないですか」と“ギータ節”で笑った。

 右でん部痛で15日から別メニュー調整だったが、23日に、同箇所を痛めていた上林とともに、本隊に再合流する予定。この日は休日返上で、宮崎・生目の杜運動公園内で打撃練習などを行った。23日に通常メニューをこなして問題がなければ、24日のオリックスとのオープン戦(アイビー)に出場する。(戸田 和彦)

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