【楽天】則本の代役で緊急先発の森 3回1失点で開幕ローテ入りアピール

スポーツ報知
力投した森雄大

◆オープン戦 巨人―楽天(23日・那覇)

 楽天・森雄大投手(24)が、3回を4安打3四死球ながら1失点と粘投。則本昂大投手(28)が首の寝違えで先発を回避した影響で巡ってきたチャンスで、開幕ローテ入りをアピールした。

 もともと2番手として2回を投げる予定だった7年目左腕はこの日、球場入りしてから先発することになったと聞かされたという。則本昂から「頑張ってくれ。悪い」と頭を下げられて上がったマウンドは、初回無死一、二塁で坂本勇を遊ゴロ併殺に仕留めるなど、毎回走者を背負いながらも踏ん張り、「僕は真っすぐがちょっと動くのが特徴。それをストライクゾーンに投げ込もうと思った」と胸を張った。

 緊急先発については「これで抑えたら(首脳陣は)『先発もできるじゃないか』となる。自分にとってはチャンスだと思った。何とかゲームは作れたし、長いイニングを投げられたのが収穫だと思います」。則本昂、岸に続く先発3番手以降がチームの課題だけに、満足げに振り返った。

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