【ヤクルト】広岡、バックスクリーン看板越え代打弾

スポーツ報知
4回無死二塁、広岡大志が中越え2ランを放ち、ベンチでナインに迎えられる (カメラ・馬場 秀則)

◆オープン戦 ヤクルト8―3阪神(23日・浦添)

 ヤクルトの広岡大志内野手(21)が23日、阪神とのオープン戦初戦でバックスクリーンの看板を越える特大の代打2ランを放った。

 1点リードの4回無死一塁から代打で登場すると、塩見の二盗の後、カウント3ボール1ストライクから直球を強振。打球は昨年10月から「ANA BALL PARK 浦添」の名称で命名権契約したANAの看板を越え、バックスクリーン上部にぶち当たった。推定135メートル弾に「真っすぐを一発で仕留められた。打球を見てなくて、審判を見て(本塁打と)分かった」と振り返った。

 昨季は遊撃で開幕スタメンに起用されたが、定着できず、今季は一塁にも取り組む。「公式戦開幕の第1打席と思って、プレッシャーをかけた。僕より下の世代も出てきている。チャンスは与えられるものじゃなく、つかみにいかないといけない」と覚悟を示した。

 14日の韓国・KIA戦の2発に続き、今季実戦3本目。宮本ヘッドコーチは「結果は出ている。日本人であそこまで飛ばすのは魅力」と評価し、「これから、いい投手を相手にどう対応するか」と先を見据えた。

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