【オリックス】T岡田、1号2ラン「自分の形で振れた」一塁争いで存在感

スポーツ報知
4回2死三塁、2ランを放ったT―岡田はナインとタッチ

◆練習試合 オリックス14―4斗山(23日・SOKKEN)

 オリックスのT―岡田外野手(31)が23日、助っ人勢との一塁争いで存在感を示す実戦1号2ランを放った。今季初の対外試合となる韓国・斗山戦(SOKKEN)に「6番・一塁」で先発出場。4回2死三塁の好機に外角の147キロ直球を捉え、バックスクリーンへと運んだ。「あっち(中堅)に飛ばせたのが良かった。自分の形で振れた」と納得顔だ。

 昨年までは内外野を兼務したが、今季については西村監督が「一塁で勝負させる」と明言。ライバルとなる新外国人のメネセス=フィリーズ傘下3A=はこの日、実戦の連続試合安打を5に伸ばし、マレーロもソロ本塁打を含む2安打と競争は激化した。2010年本塁打王のT―岡田は「打ちまくるしか試合に出ることはできない」と立場を理解。紅白戦は5試合で計10打数2安打だったが、休日返上で汗を流すなどし、初の対外試合で2安打3打点と状態を上げてきた。(小松 真也)

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